昨年辺りからずっと愛用してきた
あの素晴らしい光量で快適に釣りができる 
ヘッドライトの
ZX-340 "INFINITY"がとうとうダメに…


ある日を境に突然つかなくなりました

電池キャップ部が少し浮いている感じだったので
もしかしたら接触が悪くなっているかもと
判断して内部を見てみると
一部のバネが潰れかかっているみたいで
やはり接触が悪くなっていたみたいです



ということで
バネを伸ばしてきっちりと接触するようにすると
ついたので良かったですが…

その日1時間くらい置いて
またつけてみたところ
またつかなくなっていました…

それで
電線とかを触ってみると熱くなっていて
慌てて電池を抜きました

すると
内部が溶けてました

8:12 ヘッドライト修理6


そして
もうダメだと思って数日置いたのですが
やはり良いものを購入したので
きっちりと直したいということで
昨日内部を分解してみることにしました



まず
もう一度電池を入れてみることにしてみました。

色々な角度で電源ボタンを押してみると
ある角度だとついて
他の角度だとつかないことがわかりました

もしかしたら
内部の電線の接触がおかしいのかと思いました

そして
ライトをつけたりしていると
電線が特定の場所だけ熱くなっていたので
もしかしたら
LEDが内蔵されている基板周辺に
原因があるかもと考えました



ということで
早速バラしました

基板はこんな感じになっています。

8:12 ヘッドライト修理1


ここまで外す際は 
意外と複雑に見えますが
内部をみるとすごく単純な作りでした



基板を見てみると…


これはおかしくなって当然

という感じで
プラス極とマイナス極の銅線が
ボソボソになっていて
それぞれが触っている形になっていました

8:12 ヘッドライト修理1 編集


これって
軽いショート回路系になっていたので
熱を帯びていたんですね

そして
角度によってショート回路になったり
正常な状態になったりとなっていたので
ついたりつかなかったりしていたんですね



まずは
ハンダコテで
それぞれを溶かして取り外しました。

また
念のためですが
銅線内部がおかしくなっている可能性もあったので
少し切ってから新しく銅線を出して
再び基板に付け替えるようにしました



慎重に銅線のゴム管をとって
ハンダコテでまた元に戻してみました。

取り付けの際に気をつけたことは
また接触するのを防ぐために
ゴム管から銅線が出ている部分を短くするようにしました

8:12 ヘッドライト修理4


こうなった原因を考えてみました。

これって
電線を無理に引っ張ったりしたことで
内部のハンダ付けされた部分の銅線が
1本1本ちぎれたのだと思います

どの電化製品もそうですが
銅線がある部分の取り扱いには要注意ですね



それから
元に戻してテストしてみたところ
無事につきましたが
今度電池ボックスの角度によって
ついたりつかなかったり…

これは原因がすぐわかったのですが
これこそ一番最初に書いた
バネが原因でした

伸ばして直してもつかなかったのですが
内部が溶けていたのが原因でした

溶け出したものが
電気の通る金属部分についていたため
電流が流れにくくなったいたようです。

8:12 ヘッドライト修理8 編集


なので
紙やすりで磨きました。

これで無事
ようやく完璧に直りました




いやー
直すの長かったですが
非常に達成感がありました

ダメになったものを
あれこれ原因を考えて処置して
直った時のこの達成感は素晴らしいです



同じような現象で
壊れた方いらっしゃれば
自己責任ですが
直してみてはいかがですか?