前回の引き続きです。


前回
S706ULTよりは少し硬めと言いましたが
魚の掛けやすさに関しては
どちらもどっちという印象です

というのも
710UL-S LIGHTには
メガトップ(ソリッド)搭載しているので
ティップ部分がかなり食い込んでくれます。

なので
多少硬めにできていても
このティップ部分が入ることによって
バイトの弾き等も少ないのかもしれません

実際にいつも港内で
S706ULTで掛けるような魚を掛けてみましたが
S706ULTと同様にかけることもできました

7:16


また
ティップ部分は
船釣り用の竿のように
(そこまではいきませんが)
ルアーロッドにしてはガイドが密集していて
余計にティップ部分を曲げやすくしているのだと思います。

この2点によって
ティップの食い込みをより生んでいるのだと思います

6:16 ロッドの曲がり2


当然
ティップ部分にガイドを集中させると
持ち重りなど発生してきそうですが
このロッドはAGSなので
そういった問題をきっちりと解決していますね

AGSだからこそ
このバランスでこのようなことができているのだと思います



そして
感度に関してですが
S706ULTと710UL-S LIGHT
はどちらもどっちという印象です

S706ULTは
ソフチューブトップ(チューブラー)搭載
によって高感度にできていて
小さなバイトもコンッというふうに
明確にバイトが出ます。

一方
710UL-S LIGHTも
ソリッドではありますが
しっかりとS706ULT同様に
コンッというふうにバイトが出ます



AGS搭載によって
ラインがガイドを通っていく感じは
伝わっていかにも感度が良い
という感じが伝わってきます

AGS 1


キャスト時の収束の速さや
振り抜けの良さに関してですが
ライトエギングで小さながエギを扱う点に置いては
大きな違いが明確には出てません。

ただ
エギを2〜2.5号を振った時やシャクった時に
なんとなくロッドのブレが若干少ない感じもします

モアザン系のAGSくらいになれば
それなりの重さのルアーを振ったりするので
それなりに恩恵を感じられるのでしょうけど…

しかし
前回も言ったように
ティップ部分にガイドを集中させても
この素晴らしいバランスということで
こういうのは完全にAGSの恩恵かと思っています



という感じで
ライトエギングようなので
当然素晴らしい扱いやすさなのは間違えないですが
ライトエギングだけでなく
ソイイングにも使える点ですごいと思いました

正直
ライトエギングに
ここまで費用をかけられないと思ってましたが
ソイイングにも使えるということで
損ではなかったので良かったと思っています

今度は
SMT(スーパーメタルトップ)も使ってみたいです